[MySQL][5.7.16]CentOS7.x に ソースファイルからインストールした場合の起動設定

環境

インストールを行った環境は、以下の通りです。

  • CentOS 7.2.1511
  • MySQL 5.7.16

systemdへの組み込み

CentOS 7.x系では、serviceコマンドによるプロセスの起動停止ではなく、systemdを用いてプロセスの起動停止を管理しています。

MySQL をソースファイルからインストールした後、プロセスの自動起動設定などを行う手順を簡単にまとめてみます。
従来の起動スクリプトを使ってsystemdから制御できるようですので、難しくはありません。

MySQL のソースファイルからのインストール方法は、以下のページを参照ください。

環境 インストールを行った環境は、以下の通りです。 OS:CentOS 6.8 インストールするものは、以下です。 ...

起動スクリプトの配置

MySQLのソースファイルに含まれている起動スクリプトを/etc/initdディレクトリへコピーします。
ここは、CentOS 6.x系 と同じですね。

# cd /usr/local/mysql
# pwd
/usr/local/mysql
# cp -i support-files/mysql.server /etc/init.d/mysql
# chown root:root /etc/init.d/mysql
# chmod 755 /etc/init.d/mysql

systemd への組み込み

起動スクリプトを配置したら、systemdへの組み込みを行います。

起動スクリプトを配置しただけでは、systemdからはまだ認識されていません。

# systemctl status mysql
* mysql.service
Loaded: not-found (Reason: No such file or directory)
Active: inactive (dead)

systemdをリロードすると、mysqlをサービスとして認識してくれます。

# systemctl daemon-reload

# systemctl status mysql
* mysql.service - LSB: start and stop MySQL
Loaded: loaded (/etc/rc.d/init.d/mysql)
Active: inactive (dead)
Docs: man:systemd-sysv-generator(8)

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