環境
今回、設定ファイルを作成する環境は、以下をインストールした状態となります。
OS:CentOS 7.5
Python 3 のインストール
Pythonの公式サイトを参考に、インストールします。
CentOS 7 には最初からPythonがインストールされており、そのまま利用可能です。 しかし、このPython は、 OS がさまざまな機能を提供するために使用しています。ユーザが勝手にパッケージを導入したりすると、 OS の安定性を損なうことも考えられますので、別
リポジトリの追加
CentOS 7.5 のリポジトリには Python 3 がリリースされていないので、IUSのリポジトリを追加します。
IUSのリポジトリがない状態だと、python3系のパッケージは見つかりません。
$ sudo yum list | grep python3 ※何も出力されない
リポジトリを追加しましょう。
$ sudo yum -y install https://centos7.iuscommunity.org/ius-release.rpm
リポジトリを追加すると、たくさん出てきますね。
$ sudo yum list | grep python3 ※何も出力されない
それでは、Python 3 をインストールしましょう。
$ sudo yum -y install python36u python36u-devel python36u-pip
以下のパッケージがインストールされました。
- packaged
- python36u
- python36u-devel
- python36u-pip
- Installing for dependencies:
- python36u-libs
- python36u-setuptools
余談 IUSとは?
IUSは、EnterpriseLinuxに新しいバージョンのRPMパッケージを提供しているプロジェクトです。
IUS is a community project that provides RPM packages for newer versions of select software for Enterprise Linux distributions.
公式サイトは以下です。
https://ius.io/
確認
Python 3 がインストールされたら、確認してみましょう。
$ python -V Python 2.7.5 $ python3.6 -V Python 3.6.5
python3.6 という形で実行すれば使えるようになっています。