数か月前に ESXi を使えるように PC を1台組み立てたのですが、さらに ESXi を動かしたい気持ちになってきたので、追加でもう1台 PC を組み立ててみました。
パーツ選定
前回の PC はそれなりに新しいパーツを使いましたが、今回はできるだけ安く作ることを意識して、以下のようなパーツにしました。
パーツ 内容 価格 CPU Intel Xeon E5 2650L V2 1,877 円 CPU Fan DEEPCOOL Gammaxx GT BK 3,680 円 Motherboard X79 中華 Motherboard 7,805 円 Memory DDR3 REG ECC 1333MHz 16GB x 2 7,956 円 Storage 1 WD Western Digital Green WDS100T3G0C-EC 10,983 円 Storage 2 WD Western Digital Blue WD40EZAZ 9,008 円 GPU GIGABYTE NVIDIA GeForce GT1030 GV-N1030SL-2GL 13,288 円 NIC 10Gtek I210-T1-(Intel-1pc)fba 5,500 円 Case MasterBox Q500L MCB-Q500L-KANN-S00 7,678 円 PSU FSP SDA2-750 13,304 円 総額 75,999 円
CPU と Motherboard、Memory は Aliexpress で購入。それ以外は、Amazon などの国内通販で購入。
総額 76,000 円ほど。
安く作ろうとした割にはまあまあ高くなってしまいましたが、CPU や Motherboard、Memory 以外は今後も使いまわせると思うので、良しとしておきましょう。
古い CPU とはいえ、10コア20スレッドの Xeon E5 2650L V2 が 1,900円で買えてしまうのには驚きですね。
ESXi 7 update 3 のセットアップ
PC を組み立てたら、早速 ESXi 7 Update 3 をインストールします。
以前にインストールした際は Update 1 だったので、2つ新しくなってますね。
NIC 問題
購入した Motherboard にはオンボード NIC が搭載されているのですが、以前と同じく認識しないのだろうなと思っていたら予想通り NIC が認識せず、インストールができませんでした。
どんなチップを使っているのかを調べてみたら、 Realtek の RTL8111/8168/8411 というのが使われているようでした。
ネットを調べてみると、どうやら ESXi 7 は Realtek の NIC をサポートしていない様子。
前回のように、オフラインバンドルを使ってもなんともならなさそうなので、素直に ESXi 7 に対応している NIC を購入することにしました。
購入した NIC は、10Gtek というメーカーが販売しているもので、Intel 製の I210-T1 というチップが使われたものです。
VMware Compatibility Guide で調べてみると、対応チップとして出てきます。
購入した NIC を取り付けて再度インストールを試みたとろこ、何の問題もなくインストールが完了しました。
まとめ
これで、2つの ESXi 7 が動く PC が確保できました。
今のところ、データストアをそれぞれの PC のローカルディスクに用意しているのですが、NAS などでどちらの ESXi からも参照できるようにして、環境を整えていこうと思います。