CentOS7.x に ソースファイルからインストールした場合の起動設定

環境

インストールを行った環境は、以下の通りです。

systemdへの組み込み

CentOS 7.x系では、serviceコマンドによるプロセスの起動停止ではなく、systemdを用いてプロセスの起動停止を管理しています。

MySQL をソースファイルからインストールした後、プロセスの自動起動設定などを行う手順を簡単にまとめてみます。 従来の起動スクリプトを使ってsystemdから制御できるようですので、難しくはありません。

MySQL のソースファイルからのインストール方法は、以下のページを参照ください。

http://tech-wiki.pomme-verte.net/?p=32

起動スクリプトの配置

MySQLのソースファイルに含まれている起動スクリプトを/etc/initdディレクトリへコピーします。 ここは、CentOS 6.x系 と同じですね。

[bash]

cd /usr/local/mysql

pwd

/usr/local/mysql

cp -i support-files/mysql.server /etc/init.d/mysql

chown root:root /etc/init.d/mysql

chmod 755 /etc/init.d/mysql

[/bash]

systemd への組み込み

起動スクリプトを配置したら、systemdへの組み込みを行います。

起動スクリプトを配置しただけでは、systemdからはまだ認識されていません。

[bash]

systemctl status mysql

  • mysql.service Loaded: not-found (Reason: No such file or directory) Active: inactive (dead) [/bash]

systemdをリロードすると、mysqlをサービスとして認識してくれます。

[bash]

systemctl daemon-reload

systemctl status mysql

  • mysql.service - LSB: start and stop MySQL Loaded: loaded (/etc/rc.d/init.d/mysql) Active: inactive (dead) Docs: man:systemd-sysv-generator(8) [/bash]