timezoneの変更

環境

今回の環境は、以下をインストールした状態となります。

タイムゾーンの変更

OSをインストールした直後、タイムゾーンが「UTC」になっている場合があります。 日本で使う場合は、タイムゾーンを「JST」にしておいたほうが何かと便利だと思いますので、タイムゾーンの変更方法をまとめておきます。

/etc/localtime の編集

タイムゾーンの設定は、/etc/localtimeに記載されていますので、これを置き換えます。

[bash]

file /etc/localtime

/etc/localtime: timezone data, version 2, 3 gmt time flags, 3 std time flags, no leap seconds, 9 transition times, 3 abbreviation chars [/bash]

テキストファイルではないので、中身を確認したい場合はstringsコマンドを使いましょう。

[bash]

strings /etc/localtime

TZif2 TZif2 UTC0 [/bash]

JSTの設定は「/usr/share/zoneinfo/Japan」として用意されていますので、このファイルをコピーして使います。

[bash]

date

Thu Oct 6 03:01:01 UTC 2016

cp -ip /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime

cp: overwrite `/etc/localtime'? y

strings /etc/localtime

TZif2 JCST TZif2 JCST JST-9

date

Thu Oct 6 12:01:35 JST 2016 [/bash]

タイムゾーンが変更されましたね。

 

/etc/sysconfig/clock の編集

続いて、「/etc/sysconfig/clock」を編集します。 こちらは通常のテキストファイルですので、viコマンドで直接編集しましょう。

[bash]

vi /etc/sysconfig/clock

ZONE="UTC" ↓ ZONE="Asia/Tokyo" [/bash]

以上でタイムゾーンの変更は完了です。